yoko児童クラブ。パート1
今回の帯広滞在は後半、児童クラブのような日程でした。
普段から父親の人柄に惹かれ…(笑) 子供たちが実家に集まります。
朝、入浴後リビングがざわついているのを察知。
あっ。。。 来ている!
私がどのような状態だとしても。。。
父親はおかまいなしにリビングに子供たちをあげています。
もういいやと諦め半分に濡れた頭にタオルをかけ、洗面所から出てくると
「ようこちゃん~ なんか雰囲気ちがう~」
直視している子供の声は素直。
ごまかすようにあまり目を合わせず、「風呂上りは誰でも違うんだよ」と言い訳。笑
だんだん時間とともに整ってくる自分。
そうなると子供たちに辛口。
「女の子なんだから髪の毛くらいかわいくしなよ~」
「ようこちゃんが可愛くしてあげる」
ブラシを持ち、髪の毛を整えてあげる…
「痛いよ~やめて~」でも顔は喜んでいる。。。
もしかして普段あまりされていない?のかも。
そんな雰囲気が言葉や身体から伝わってくる。
前髪は長く伸びすぎていて本人はこれでいいんだとは言うけど…
私から見ると手入れされていない。。。なってわかるほどだ。
すると…「美容室にはいったことがない!」と明るく答えてきた。
なるほど…家庭の事情がいろいろありそうだ。
察知しながらも「Yちゃん~ 飛び切り可愛くお団子にしよっか!」
みるみるうちに可愛くなってきてYちゃん!鏡を何回も見始めて飛び切り笑顔。
そんなYちゃんを横目にしていたHちゃんが…ずうっと否定していた
私はこんなことしたことないからいい~。
その子の髪の毛はもっと荒れていて、前髪も伸び放題で横に流れているのだが
全体に絡まっている。 目にも入りそうだし、見た目がどうしてもかわいそうなのだ。
私の膝の上に誘導するがくるはずがない。 だけど… ゆっくり話しかけながら
「Hちゃん~ 可愛い顔してるから髪の毛きれいにしたらもっと可愛くなるよ~」
「いや そんなことない。」 完全否定。 だけど私の腕の中から逃げない。
だからブラシをそうっと頭にあてて、ゆっくり話しかけながら、
絡まってひどい後ろ髪をゆっくりとかしていった。
途中… はさみを入れないと無理な部分も出てきたが、数本ずつゆっくりといてあげたら
柔らかい絹のようなくせっ毛がほぐれてきて、ふわふわの可愛い毛質に。
「お風呂は毎日入らないから…」
ぽつんといった言葉に私も言葉が詰まる。
たまたま遊びに来た2人は、家庭的に事情を抱えていたのだ。
自分も一人の女の子を育ててきて、手をかけすぎくらい洋服や髪の毛や習い事や
いろんなことをさせてきた。
だからこのギャップに、しばし心が苦しくなる…
その子の髪の毛を横側で可愛くアレンジしてあげて、目元もスッキリさせて。。。
すると「あ~ つかれた」と言葉を発してきた。
あまりにも何度もいうので「疲れた言葉禁止!そのかわり素敵な言葉を使おうよ!」と
提案!すると、「疲れ… あっ じゃない!気持ちいいですね!」と前向きな言葉を
どんどん使い始めた。 うれしくなって「じゃぁ~ 素敵!幸せ‼も使おう~」と
提案すると2人はどんどん前向きな言葉を投げかけるようになった!
飛び切りの笑顔と元気な前向き言葉遊び♪
この子達を見ていて、自分は何をできるかな? もっと楽しませてあげれるかな?
だから約束をした。
パンケーキを焼こう~ いちごとアイスで可愛くしようよ~
飛び跳ねて喜ぶ子供たち。 よっしゃ~ ここは手作りアイスの登場だ~と意気込む私♪
この続きはまたダイアリーに。。。綴ります。
いろんな状況化にあっても、疑いもせず、素敵な言葉遊びをしてくれた子供たちの素直さに
私は心を打たれてしまった。
…うるさくてやんちゃで手も負えないところもあるのだが、
「素直に受け止める」という点は大人の私達は見習わなくてはいけないと思った。