男の勲章

一週間前 ボクシングの練習試合がありました。

パパの行ってるジムで開かれるというんで
さくらとお友達と行ってきました。

相手は、19才の子と聞いていた。
札幌の子で高校からボクシングをしている
かなり強者。

きっと 相手は41才のおっさん。と情報を得てたはずたから おまけにまだ1年半くらいの経験しかないぽやぽやだから さぞかし 『まじ おっさん…。』と思っていただろう。

ゴングがなり お互いを確かめ合うように、交じり合うと いきなり洗礼を受けるおっさん… あっ いや パパ。
目にパンチをくらってしまったのだ。
フラつきながらも 必死に倒れてはならぬ!のあしたのジョーばりで、耐えていた。 レフリーもすかさずパパの様子を伺い、カウントをとるが、試合続行。

素人目から見ても 19才の子は身体の芯があり、キレがいい。 ガタイこそパパの方が大きいが、隙からバシバシ入ってくる!

神様はずいぶんとハンディをあたえたものだ。 体力ありありの若手を刺客として送り込むとは…。

フラつきの足はなんとか粘り、2ラウンドに持ち込んだ。
もう これは41年の気力という熟練で闘うしかない! おっさんは気合で、若僧をロープに追い込む! がむしゃらにパンチの連打! もう形なんて関係なーい(笑)
終始 レフリーは、朦朧となるおっさんの目を確認。 レフリーも相手の若僧が強者だとわかっていたらしい。だから尚更 おっさんの姿に胸を打たれていただろう…

おかげで3ラウンドまで行くことができた。

倒れてはならぬ。 男の意地が最後のラウンドまで繋げてくれた。



ちなみにおっさんは、赤の方です。

終わった後のおっさんの顔は、汗まみれの勲章付きであった。

よく倒れなかったよ… 根性を見せてくれたパパでした。 ※ 一週間経った今 腫れも色もすっかり良くなりました(^^)