1週間は1ヵ月くらいの内容でした

早、東京滞在が終わろうとしてます。

今、雨降ってますね。。。

温度もいい感じです。

10月の中過ぎですが半袖で過ごすことも多かったですよ

北海道はどんな感じかなぁ。。。

東京初日からいろんなことがあり、いろんな繋がりやいろんな思考の繋がりも。。。

すごくびっくりすることも多々でした。

その中で今、ふっと頭をよぎった出会いがありました。

夕方の築地本願寺に寄った時の話です。

親鸞聖人の銅像にずうっと手を合わせ、時より鼻をすする音が聞こえたりで。。。

長いこと親鸞聖人を見上げ、問いかけているようなしぐさです。

あまり邪魔をしないように、後ろの方で順番を待っていた。。。感じのわたしでした。

他に人もいなかったので、あの時の夕暮れの風景は、時をご一緒にしているような感じでした。

手をすり合わせた祈りが終わると、ながいことごめんなさいねと。。。私に振り向き

自分の気持ちの零れ落ちた言葉の紡ぎの1つ2つを私に語り掛けてきた。

「生きる意味を問いかけているの私。。。

わたしはここの近所に住んでいて、時間があればこうやってここにきて問いかけているの。。。

無宗教だけどね。。。」

うなづき私はずうっと対面し話を聞き始めた。

「三陸出身なの わたし。。。 でもね 

あの時を境に1人になったのよ

神様っているのかしらね。。。  だからいつもこうやってここにきては話しかけ

近くの教会にいっては、問いかけたり。。。 

答えはでないのだけど。。。」

私は、うなづくことしかできなかった

今は誠意をもって、この方の話を聞こう。。。 

夕暮れのちょっと生ぬるいあの空間は今でも忘れることができません。。。

「時間を作っては、いろんなところに足を向け、答えを見つけているのよ

生きていいの?」と、僧侶に聞いた時もあったと。。。

「意味はあるのですよ」

という答えは返ってきたものの。。。 信じれない様子でハンカチを口に抑えながら

言葉を紡いでいました。。。

「ごめんなさいね

こんな初めて会うあなたに、いろいろ話をしてしまって。。。」

私も今考えれば、何かをたくさん言葉を返したわけではなかった

むしろかけれなかった。。。

無責任な言葉はかけれないが

今、私にできることは何だろうって考えた時に。。。

1つの行動にでた。。。

わたしと握手してください。

その方を抱擁したい思いに溢れていた私の手は温かく

冷たいその方の手に温かさを伝えたかった。

手を出してくれたその方の手に、じんわり温かい私の想いが

ゆっくりと流れていくのがわかった。。。

今でもあの光景は忘れることができません。

どうか少しでも、心が軽くなりますように。。。 

去っていった見知らぬあの方の幸せを

親鸞聖人に手を合わせたのでした。

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