久しぶりのお説教タイム。
この年齢になると、
あまり怒られることない… ですよね。
年齢もどんどん大きくなってきてるし、自分より年上の方々は、
一戦を退いている方々も多いので、とがった角が丸くなり、
お説教ほどにはならなかったり。。。
4年ぶりに、世帯主の師匠だった方が旭川にスキーをしにやってきた。
かれこれ、コロナ発症の1年前くらいの冬が最後の食事だったのかもしれない。
あまりかしこまったお店を嫌い、がやがやしている居酒屋系をチョイスするのが
師匠スタイル。
もう60歳を過ぎていた。。。 あの頃バリバリネット事業のコンサル業をしている時は
今の私の年齢くらいだったと思われる。
男の方ってお役目が降りると、下り坂になるイメージがあるが、この師匠は、、、
あの頃と変わらない。
毛髪はやはり、白のベースが占めてきているが、声質、声のでかさ、体形、そして何と言っても
あたりを自分のペースに巻き込むオーラは、ピカイチ。
なんたって、、、、 ジャイアンなのである。
その夜は、ジンギスカン屋さんにて再会をした。
福岡から師匠。 岐阜から薬品メーカー社長。 そして新顔の今、ユーチューバーで勢いにのっている
理学療法士、兼、整体師兼 セミナーオーナーが参戦となった。
新顔さんの第一印象が、ずうっと二ヤ二ヤしており、師匠の子分的に見ていたのだが、
どうやらバリバリのユーチューバーであり、稼ぎも半端なかった。
あの腰の低さ、謙虚な雰囲気は、YouTubeにて、あまりの歯切れの良さに裏切られた気分になった私である。
人は、第一印象で決めてはいけない。 (笑)
お酒は、師匠以外、みんな飲んだ。
肉も勝手に頼んではいけない。 無言のルールがあり、店の店主に頼み方を尋ねるスタイルであり、
肉のチョイスもこの人数でどの割合でジンギスカンを頼んだらいいか、店主に決めさせるのである。
もちろん 十分なコミュニケーションの上だから、店主もすごくノリに乗っている。
ジンギスカンが中盤になる頃、 師匠がだんだんとお説教モードに入ってきた。
飲んでいるのなら、わかるのだが、シラフでやられると、、、妙な真剣さが漂う。
それを聞いていた岐阜代表、ユーチューバー代表は、3杯目のビールを頼もうかどうか
タイミングがつかめないようである。
大まかなことをいうと、売るしかけの裏側をもっと見れという。
愛を持つなという。。。
私はとても、反論したかった。
なんで、商品に愛を持っちゃいけないのか。。。 試行錯誤して生まれた商品を愛しちゃいけないの?
その想いで心はいっぱいだった。
「だから、お前は素人なんだ・・・」
ジャイアンは吠える。
でも、ずうっとずうっと聞いていたら、自分自身に言い聞かせているようにも思えてきた。
一戦で戦い続けていると、表と裏はとてもきびしく、愛というなのもとに溺れてもいけない師匠流のある一定の
ルールがあるのではないのかが見えてきた。
私の感性と師匠の感性は違う。 だけど突き詰めていくとどこかでクロスする部分は絶対にあり、
信念を持つ流儀だったり、引き寄せたい思いの一心だったり、クロス上は遠く果てしないところの交わり部分ではあるが
一点… 見える気がした。
私も攻撃する。
ペヤングの焼きそばより、絶対、焼きそば弁当の方がおいしいと。 (笑)
師匠… 「おまえは、そこ譲らないんだよな~ あのゆで汁をスープにするなんてカラダに悪すぎるだろ」
見事に交わしてくる。
そこで、やっとみんな3杯目のビールを頼むことができた。
お説教って、愛なのかもしれない。
この年齢になって、説教を受けれる私も世帯主も超ラッキーなんだ。
帰りの2次会。
師匠たちは、次の日のスキーのため体力温存を優先し、ホテルへ帰還。
2次会での私と世帯主で出した答えは・・・ 「愛の洗礼しかないね 感謝だ」
しみじみな中、ここで私の見てしまったジャイアン師匠の失態の話。
ジンギスカン屋さんで、バイトの女性に、福岡から来たアピールをする師匠。
そしてすかさず、店主に「この子、福岡に持って帰っていいかい?」と昭和的な会話で
花を咲かせる。
じぁ 「あとでLINE教えて~」とそのバイト女性に、アピールした時の手元が電話の受話器を耳にあて
電話ちょうだい~~~のポージングであった。
それはないでしょ!!!! 師匠!!!
そこはせめて、携帯を握りタッチングするポーズにしないと。。。
昭和の世代は、やはり受話器が恋しい。。。
さーて、 また私は師匠の預かった衣類のお洗濯係として、この先もまた繋がりは続く・・・であろう。
恩返しは、まだまだ続くのである。